おすすめの観光地をセレクト!
2021.01.18
[美山]
京都市内から車でおよそ1時間30分。開けた田園の向こうに、かやぶき屋根の古民家が立ち並びます。何十年も変わらずに佇む里山が、本当の日本の良さを教えてくれます。
景色の中に飛びこんでタイムスリップ♪
約50戸のかやぶき民家が立ち並ぶ、国の重要伝統的建造物群保存地区です。緑に覆われる夏はもちろん、雪化粧で幻想的な冬も貴重な風景。民宿やカフェもあり、一歩立ち入れば多彩な伝統文化にふれることができます。
豊富なアクティビティで美山を体感!
収穫体験、ラフティングなど、自然あふれる美山だからこそ体験できるアクティビティが盛りだくさん。山里の記憶伝承教室では、栃もちやなれ寿司といった里山ならではの料理にふれられる体験などを実施しています。
アートや歴史をかやぶき民家こと堪能
部屋から屋根裏まで、2棟あるかやぶき民家の空間を活用。美術館では年5、6回の展示替えで様々な芸術家作品を、資料室では昔の農機具や生活用具などを展示しています。
絶対食べてほしい美山牛乳のスイーツ
南丹市自慢の美山牛乳が味わえる「美山のめぐみ牛乳工房」。牛乳はもちろん、ソフトクリームにジェラート、プリンなど、お好みのスイーツでフレッシュなミルクの風味をぜひ堪能してください。
古民家に泊まるのが美山ステイ
美山町内には、老舗の料理旅館から築100年以上の農家民宿まで様々なお宿があり、レトロな空間でのんびりとした時間を過ごせます。
[日吉]
南丹市の中心あたりの山間に広がる、大きなダムがそびえる水と緑のエリア。天然温泉やキャンプなど、自然が近いレジャースポットで心身共にリフレッシュ♪
自然豊かな山々とダムが織り成す景色は爽快!
近畿エリアで最大規模を誇る多目的ダムで、ダム湖である天若湖と共に雄大な景色を作っています。ダム内部の見学ができ、道の駅もあることから「地域に開かれたダム」の指定第一号になりました。
ツウにも評判の温泉とキャンプ施設があるんです。
日吉ダム直下にある、天然温泉を完備したレジャー施設。温泉総選挙2019で、観光庁長官賞とスポーツ・レジャー部門1位の受賞歴もある人気の道の駅です。見晴らしのいい本格キャンプサイトは、愛好家にも初心者にも評判。手ぶらで楽しめるので自慢の温泉と併せてぜひ。
かやぶきの屋根の下で楽しむ座布団コンサートへようこそ。
世界的ピアノデュオ、ザイラー夫婦が福井県の寺を移築したコンサートホールで、国の登録有形文化財に登録されています。初夏と秋にはコンサートが開催され、座布団でくつろぎながら楽しむ和空間の音楽体験は、きっと特別な思い出に。
日吉ではキャンプで自然をゆっくり満喫
道の駅スプリングスひよしのほかにも「STIHLの森 京都」や「ひよしフォレストリゾート山の家」など多くのキャンプ施設があります。川遊びやBBQなどご家族やグループで日吉を存分に楽しんで下さい。
[園部]
城下町として栄えた園部では、城跡や神社といった歴史スポットを巡る気軽な1dayトリップがおすすめ。町の最南端には風光明媚なるり渓が広がり、自然も存分に満喫できます。
緑が深い霊験あらたかな古社にお参り
全国で唯一、菅原道真公を在命中からおりした日本最古の天満宮「生身(いきみ)天満宮」と、園部藩を代々治めてきた小出氏の祈願書であった「まけ神社」。共に、その境内は緑に囲まれ、凛とした空気に満ちています。
立藩400年。園部藩の居城へいざ!
元和5年(1619)に園部藩が立藩し、藩庁として機能指定た場所です。天守閣が置かれ、いわゆる白の様相を見せたのは明治時代に入ってからです。
るり渓の「るり」は宝石の「瑠璃」なんです。
園部川の上流、標高約500m、全長約4kmに渡る渓谷で、明治時代に「太陽の光に照らされた清流が瑠璃色に輝く宝石」と表現されたことからるり渓とよばれるように。石と滝が織り成す「るり渓12勝」を巡るハイキングがおすすめです。
るり渓を満喫できる高原スパリゾート
るり渓の奥地に広がる「るり渓温泉」を、温泉やレストラン、BBQ、宿泊などで高原の魅力を満喫できるリゾートスポットです。旅館やグランピング施設「GRAX」のほか、自然に調和した幻想的イルミネーション「シナスタジアヒルズ」も好評です。
[八木]
保津峡を経て嵐山へ注ぐ、大堰川を中心に広がる町。木喰仏という「笑顔の仏様」を安置する清源寺、のどかな田園風景、河川を飾る桜、京都を代表する夏の花火大会も見逃せません。
どこか愛らしい木喰仏様がお待ちです。
そばや木の実の粉を水で混ぜたものだけを食す木喰戒(もくじきかい)を約50年続けた木喰上人。清源寺には上人が彫刻した22の木喰仏が現存しています。表情豊かで温かみのある仏様をぜひ一度拝観ください。
待ち遠しい、夏の大花火大会
大堰川河川敷の上空が約7000発の花火で彩られ、川面に浮かぶ灯籠も会場をファンタスティックに演出。昭和20年代に始まった歴史ある花火大会で、フィナーレには息つく間もなく打ち上げられる花火が夜空を埋め尽くします。
レトロなロケーションのおすすめ撮影スポット
旧神吉小学校のそばに立ち、以前は村役場として使われていた木造2階建ての建物です。時が止まったかのような昭和ノスタルジーが漂い、フォトジェニックスポットとして写真ファンに注目されています。
桜と橋の絵になるコラボレーション
4月上旬〜中旬が見頃の大堰川堤防、大堰川河川敷公園の桜。堤防には約300mにわたってソメイヨシノがずらりと並び、水色の大堰橋とのコントラストが爽やかな春だけの景色を見せてくれます。
戦国ロマンにふれる八木城トレッキング
キリシタン武将・内藤ジョアンが城主を務め、天正7年(1579)、明智光秀の丹波攻略により落城した八木城。数々の遺溝が残る城跡は、トレッキングコースとして開かれ、頂上の本丸跡では亀岡から美山を望むパノラマが楽しめます。
[特産品をセレクト]
季節ごとに旬を感じさせてくれる特産物から、地元産の牛乳に八ッ橋まで。道の駅などに立ち寄って、南丹市自慢の逸品をぜひお土産に。
黒大豆
昼夜の寒暖差が生む豊かな甘みとうま味が特徴です。収穫期の9月〜10月ごろは枝豆で食べるのがおすすm。煮豆やスイーツ系の加工品なら年中楽しめます。
美山牛乳
美山の美しい空気と水で育まれた乳牛のミルクは、生乳そのものの味わいと爽やかなフレッシュ感が特徴。ヨーグルトやプリン、アイスも人気です。
鮎
清らかな水で育つ川魚も美味!夏に獲れる天然鮎は「清流めぐり利き鮎会」での受賞歴もあり、まさに絶品!通年味わえる甘露煮もおすすめ。
銘菓
井筒八ッ橋オリジナルの美山ミルク味の八ッ橋や、ゴマをまぶして手焼きする唐板など、市内には銘菓がたくさんあります。
丹波くり
丹波地方では古くから栽培の歴史があり、年貢米の代わりに上納されていたことも。甘露煮、渋川煮、栗ご飯などで、濃厚な実のうま味を堪能して。
[季節を彩る風景とイベント]
春の桜、秋の紅葉はもちろん、山川に恵まれた南丹市では、春夏秋冬いつ訪れても素敵な景色と出会えます。日本らしい伝統的な祭りやイベントもたくさんあります。
田原の御田 多治神社(5月3日)
田植えの前に、稲作の所作を狂言風に演じる民族芸能です。豊作を祈願する行事で、国指定需要無形民俗文化財に指定されています。
大野ダムさくら祭り(4月上旬)
大野ダムの周辺を約1000本物桜が彩ります。名物食堂や、特産品を販売する露店もあり、夜はライトアップで一味違った雰囲気にうっとり。
上げ松(8月24日)
灯籠木(とろぎ)という約20mもの丸太の先端についた籠に、点火した松明を投げ込み、家内安全、五穀豊穣を祈ります。府登録無形民族文化財です。
ひよし夏まつり花火大会 日吉ダム(7月中旬)
約800発の花火で夏の本番を告げる一大イベント。15時ごろからは歌のステージなども見られ、夕方になると露店も並びます。ダムの上に打ち上がる花火は見頃です。
龍穏寺の紅葉(11月中旬)
参道と境内に約20本のモミジがあり、秋になると見事な錦色の景色が堪能できます。比較的ゆっくりと散策できるツウな隠れ紅葉スポットです。
紅葉峠の雲海(11月)
八木町から亀岡市にかけて広がる亀岡盆地を見渡す紅葉峠の展望台。秋が深まってくると霧が盆地を覆う神秘的な雲海を見ることができます。
美山かやぶきの里 雪灯廊(1月下旬)
雪化粧をした冬のかやぶきの里をよりロマンチックに鑑賞できるライトアップイベント。民家が幻想的に照らし出される様子は南丹市の冬を代表する景色です。
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