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京都丹波再発見

2021.01.17

都を支えた京都丹波の森の恵み。人と自然が共存する触れ合いの森。この奥深い森に恵まれた「森の京都」エリアにおいて、森をテーマに、森、里、川の資源や、古くから京の台所を支えてきた食、そしてスポーツ施設などを活かし、エコツーリズム、スポーツツーリズムなど、新しい観光のスタイルがここにあります。

[芦生の森]
美山川の源流には、「芦生の森」という広大な自然林が広がります。京都大学の研究林として管理されており、多くのハイカーが豊かな自然を楽しんでいます。

[西の鯖街道]
西の鯖街道は、日本海から京都御所をむすぶ約87kmの街道です。鉄道が敷設されるまで福井県若狭地方と京都を結ぶ最短の文化・経済のルートでした。また、京の文化がこの街道の各地にもたらされた街道でもあります。日本の風景街道に登録されています。

[美山かやぶきの里]
美山町内には数多くの茅葺き民家が現存しています。知井地区にある北村には約50戸のうち8割がかやぶき民家です。ひな壇状の傾斜地に立ち並ぶ風景は昔話の舞台のよう。国の重要伝統建造物群保存地区に指定されています。

[ウィードの森]
京都府農牧学校は、札幌農学校、駒場農学校と並ぶ官立農業教育機関。府農牧学校開設に貢献したジェームス・オースティン・ウィードにちなんで学校林を「ウィードの森」と命名されました。

[質志(しずし)鍾乳洞公園]
1927年に発見。二畳紀前期のフズリナ虫やウミユリなど海の動物の化石も見つかっています。現在は「しずし鍾乳洞公園」として整備され、地域の人々に広く親しまれています。京都府の指定文化財(天然記念物)です。

[琴滝]
高さ43mの一枚岩の上を、流れ落ちる水が13弦の琴糸のように見える美しい滝。鳥たちの憩いの場、小滝池を囲む緑豊かな遊歩道には吊り橋が設置され、変化に富んだ散歩や森林浴が楽しめます。

[わち山草原の森]
総面積12ha、自然をそのまま活用した公園で、約900種の山野草や花木などが息づき、四季折々に美しい花・風景を満喫しながら、心身共にリフレッシュできます。山野草展、寄せ植えや木工クラフトなどの教室、山野草のオークション、園内ガイドなどを随時開催しています。

京都丹波に息づく伝統の風景

[亀岡祭]
煌びやかな装飾ひんで飾られた「曳山」や「舁山」が城下町を彩ることから、「動く美術館」とも言われています。10月23日の宵宵山、24日の宵宮、25日の本祭(山鉾巡行)が見どころです。京都府無形民族文化財に指定されています。

[佐伯灯籠人形浄瑠璃]
台灯籠と呼ばれる移動式の舞台で、三味線のかなでる義太夫節にあわせて演じる人形浄瑠璃。例年8月14日に佐伯灯籠祭の一連行事として人形浄瑠璃が演じられます。太鼓掛けや灯籠追いなど珍しい神事と共に、国の需要無形民俗文化財に指定されています。

[田原の御田]
毎年5月3日に開催される田原の御田は、御田植共呼ばれ、一年間の稲作作業過程を実際の作業が始まる前に模擬的・芸能的に演じて、その年の豊作を祈るものです。種つけから稲刈りまでを一貫して演じるのはここだけです。国の重要無形民俗文化財に指定されています。

[和知人形浄瑠璃]
江戸時代の末期が起源とされ、太夫、三味線、人形遣いの「三業」で成り立つ三位一体の伝統芸能です。京都府無形民族文化財に指定されています。

[和知太鼓]
平安時代中期、源頼光が大江山の酒呑童子という鬼の討伐に向かった際、京丹波町広野にある藤森神社で雨宿りをしました。出陣の時、村人たちが打ち鳴らした奉納太鼓を宮太鼓として氏子に継承されたものが発祥です。

京都丹波の食文化の彩り

[ぼたん鍋]
猪肉は縄文時代からよく食べられていた食材で、これを具材に加えた鍋料理は日本各地に見られますが、今では丹波の代表的な料理として定着、人気の料理です。

[ジビエ料理]
クセの少ない淡白な鹿の赤身肉は美味。ジビエの知名度が上がるにつれて、ジビエ料理を出すレストランも増えてきました。フレンチ、カレー、ホットドック、コロッケ、鍋ものなど、多彩な料理で召し上がれます。

[京都丹波牛肉]
一頭一頭丹念に匠の技でじっくり育て上げる京都の和牛。その中から品質を厳選した京都丹波の牛肉はその繊細な味わいと上品な舌触りで、美味の極み。「京都肉」「京の肉」「亀岡牛」として流通しています。

[丹波松茸]
秋の味覚の王様、丹波松茸は、丹波栗、黒大豆を始めとする京都丹波の特産物の一つです。土瓶蒸し、すき焼き、焼き松茸などで食します。

[京都丹波地鶏料理]
京都丹波の地鶏は、きめ細かい優れた肉質、歯応え、コクのよさで「鶏肉の王様」と評価されるなど、京都丹波の味へのこだわりが生んだ郷土食材です。脂肪が少なく、モモの赤身が強い、歯応えのある鶏肉です。

[鮎料理]
京都丹波を流れる美山川は、鮎で有名な清流を誇ります。この美しい水と空気が育んだ食材を、野趣豊かな自然な味でおもてなし。和知川などと共に京都丹波の川の恵みを実感できます。

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