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現在にたたずむ京都丹波の神社仏閣

2021.01.19

未来へ伝えたいふるさと再発見
古代から続く「丹波の国」京都丹波には、延喜式に記載された神社や、国の総社、地域の中で最も社格の高い神社とされる「一宮」など、歴史の舞台に登場する神社仏閣が数多く存在します。その時々の歴史的人物、物語とともにその名が記されるなど、京都丹波の歴史を現在も感じさせてくれます。

[谷性寺]
領民の声に耳を傾けて多くの善政を行い、文武に優れた智将・明智光秀。谷性寺には明智光秀公の首塚が祀られ、命日に当たる6月14日には回向が行われています。初夏には明智家 家紋の桔梗が咲き乱れ、門前では毎年、初夏に「ききょうの里」が開園されています。

[桑田神社]
亀岡盆地開拓の伝承を残す神社です。社伝では、保津峡を切り開いた大山くいのみことと大国主のみことが、共に鍬を手にし、この地に桑畑を拓いたとされています。

[法常寺]
後水尾天皇ゆかりの寺院とあって、歴代天皇により下賜された御物・古文書・美術品など多数保存されており、今もなお香華料の下賜が続いています。紅葉が見事な庭は京都府の指定を受けています。拝観は3日前までに要予約。

[宝泉寺]
宝泉寺は臨済宗天竜寺派の末寺で、亀岡市街を一望できる高台にあります。山門横には、桜があり、春には美しく咲き誇ります。夢想国師作とされる、七五三の庭や、崖を巧みに取り入れた鶴亀の庭に、小滝の音が静寂に風情を添えています。秋には、池にあるもみじも鮮やかな深紅に色づき、人々の目を楽しませてくれます。

[出雲大神宮]
元出雲と呼ばれ、島根の出雲大社より以前の創建とされる。鎌倉時代に「徒然草」第236段「丹波に出雲と云ふ処あり」にも登場します。709年に創建された本殿は足利尊氏により再建され、国の指定重要文化財に指定。御神体である御影山から湧き出た水は幸運を呼ぶ御神水とされています。春のはなしずめ祭で奉納される出雲風流花踊りは、京都府登録無形民俗文化財に指定されています。

[摩気神社]
8世紀には存在していた由緒がある神社。園部川がある神社。園部川に架かる摩気橋や古民家など、参道にも風情があり、この付近は多くの時代劇のロケ地として使われています。

[生身天満宮]
菅原道真公が左遷を命じられた901年に、武部源蔵自らが菅原道真公の御木像を刻み、生祠を建てて奉斎した。天まで晴れ渡る人生を送れるよう願いを込めたお守りが人気。

[清源寺]
羅漢堂には、木喰上人が彫り上げた木造の十六羅漢像が収められています。木喰像は地域のシンボルマークにもなっています。

[阿上三神社]
最初は阿上神社と称していましたが、1350年に坂原へ、また1382年に下粟野へ分霊し、阿上三所神社と称されるようになりました。旧和知町内にある4社の阿上三所神社の中で最古の神社です。

[大福光寺]
1950年、本堂と同様に国の重要文化財に指定された方丈記写本は、日本最古のもの。延暦年間、京都鞍馬寺の僧峯延が開き、足利尊氏が現在の地に移転したと言われています。内陣が土間なのは京都では珍しい。

[九手神社]
1029年、京都松尾大社より神霊を移して祀られました。本殿は三間社流造で、国の重要文化財に指定されています。

[長源寺]
874年に文徳天皇の息子惟高親王が、出野を去る時に村人に、お世話になったお礼として「ガン封じ」の秘法を伝授したとされています。ガン封じの祈祷には毎年全国から多くの人が訪れ、7月の第一日曜には、観音祭りが開催されます。

[渡辺家住宅]
京丹波町下山にある渡辺家は、近畿の民家を代表する江戸時代の建物とされており、昭和50年に国の重要文化財に指定されています。建築された年代は記録がなく不明ですが家系の沿革から、およそ17世紀末から18世紀はじめに建てられたと推測されています。

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