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もうひとつの京都 霧の都、亀岡

2021.02.07

京都で和装ロケーションフォトウェディングやドレスロケーション前撮りが人気の京都ブライダルフォトワークスが京都の観光スポットをご紹介します。

美しい霧のまち 亀岡へ。

歴史と自然が調和するまち、亀岡。保津川下り、嵯峨野トロッコ列車、湯の花温泉の三大観光に加えて、今、注目を集めているのが、晩秋から初春に見られる「雲海」です。絶景スポットとして写真愛好家の間で密かに知られてきた、龍ヶ尾山の山頂付近には霧のテラスを設置。その幻想的な光景は、思わず息を飲む美しさ!
また、市の玄関口のウェルカムガーデンや、特産品である天然砥石とチョロギを題材にしたテーマ館のグランドオープンなど、新しい話題に事欠きません。京都駅から快速電車で20分。まだまだ知られざる魅力が詰まったまち亀岡は、実はこれからが面白いのです。

創業400年、日本最古の川下り 保津川下り
京都の豪商、角倉了似が開削した保津川に、荷船から姿を変えた観光船が見え始めたのは約140年前。亀岡観光の後は川を下って嵐山へ、それもまた一興だ。

峡谷の美が間近に迫るスリル満点の船旅へ
亀岡から嵐山まで約16km、熟練の船頭の手で巧みに操られた船は、約2時間かけて峡谷の中をすり抜けていく。次々と現れる巨岩に奇岩、約10カ所の急流では豪快に水しぶきが上がり、同じ場所に竿を突く為できた岩のくぼみは、その歴史の長さを物語る。世界的に知られる保津川下りには毎年多くの観光客が訪れる。圧倒的な自然美はもちろん、船頭の軽妙な語り口や売店船の風情なども、船旅を盛り上げてくれるだろう。

嵯峨野トロッコ列車
年間を通じて世界中から観光客が訪れる嵯峨野トロッコ列車。美しい自然が連なる約25分の道中には、8つのトンネルや保津川を見下ろす橋など見所たっぷり。

レトロで可愛い列車が保津峡を駆け抜ける
連日多くの乗客で賑わう、JR山陰線の旧線を利用した観光列車で、旧国鉄ディーゼル機関車を用いたクラシカルな容姿にファンも多い。車窓の向こうに壮大な景色が流れゆく、嵐山〜亀岡間約7.3kmの列車旅は感動の連続。中でも5両編成の最終車両、窓ガラスのない「ザ・リッチ号」の爽快感は格別。見所はゆっくり通過してくれるので、速度が落ちてきたら絶景写真を撮るチャンス!車掌の楽しいガイドや記念撮影などもトロッコ名物だ。

日本最大級、親子で楽しめる大迫力の鉄道ジオラマ
トロッコ嵯峨駅に併設された鉄道ジオラマの展示館。1/80サイズで精巧に作られた京都の街並みは、寺院や史跡の全体像がわかりやすいと評判だ。実際にブルートレインや貨物列車を牽引していた「EF66形電気機関車」の運転席から、模型を走らせる運転体験は臨場感たっぷり。星空が夜の街を照らす、幻想的な天体ショーも人気。

スポーツを通じて明るい街づくり
京都スタジアム(仮称)を新たなランドマークに
サッカーやラグビーなどの専用球技場である、京都スタジアム(仮称)が着工しました。保津川下りの舟を思わせる逆台形のシルエット、周囲の山並みと調和するデザインを採用。傾斜のある二層式スタンドで、張り出した屋根が最前列よりも2m張り出して全席を覆う構造は全国初です。収容人数は約2 万1600人で、座席の間隔も47cm以上と広く、最前列とフィールドとの高低差はわずか1,2m。プロ選手の白熱したプレーを間近に観戦することができます。また商業施設やスポーツクライミングの室内施設なども加わり、にぎわい創出の場となるべく、2020年春のオープンを目指しています。

亀岡・宇治・舞鶴が協力して観光PR
亀岡・宇治の各市観光協会と、海の京都DMO舞鶴地域本部は、外国人観光客の取り込みなどのために、2017年3月に観光連携協定委を締結しました。京都縦貫自動車道の全線開通で格段に行き来しやすくなった三市が連携して、国内外からの観光客を誘致。各市の観光案内所において、それぞれの観光地を相互において、それぞれの観光地を相互にPRするほか、舞鶴港に寄港するクルーズ客に向けた旅行商品の開発など、継続して共同プロモーションを実施していきます。

古民家を改装したアートの拠点が完成
文化芸術を通じて亀岡の魅力を発信するため、2017年に初めて開催された「かめおか霧の芸術祭」その拠点になったのが、千歳町にある古民家を、京都造形芸術大学の学生が中心となって改装した「KIRI CAFE」です。長く空き家だった大正期建築の木造平家を、新旧の良さが共存するアートな空間に。文化資料館文化財講座と提携した、芸術祭関連イベントも行われました。イベントやワークショップ、ギャラリー、アトリエなど、さまざまな形で今後も活用される予定です。

亀岡の森から世界へ!注目の観光施設が誕生
「森のステーションかめおか」とは、広大な森の中に新しくオープンした、人と産業とものづくりを紹介する展示・体験施設です。亀岡が誇る天然砥石の魅力と地域の匠の技を紹介する「匠ビレッジ天然砥石と匠の技」、シソ科の多年草、チョロギをテーマに村作りを進める「チョロギ村」などで構成されています。2018年5月には薬膳が楽しめるレストラン「お家薬膳 忘れな」も加わり、そこで使う薬草を育てる薬草原も整備されています。また、薬草原にはスタイルに合わせて選べるコテージもオープンする予定です。

世界初!体験型の砥石博物館
和食をはじめ日本文化に欠かせない刃物、それを研ぐための道具が砥石。その魅力を後世に伝えたいと開館したのが「匠ビレッジ天然砥石と匠の技」です。京都には良質な天然砥石の鉱脈があり、なかでも亀岡で採れる丹波青砥と合砥は最高級。砥石は刃物を削る粒子の粗さで、荒砥・中砥・仕上げ砥に大別され、丹波青砥は中砥、合砥は仕上げ砥にあたります。亀岡は中砥と仕上げ砥の両方が採れる貴重な地域で、砥石の聖地と呼ばれています。館内には貴重な天然砥石の展示のほか、研ぎの体験コースも。

期待の新ご当地食材「チョロギ」が話題
地元で生まれ育ったNPO法人チョロギ村理事長・森隆治3が、薬剤師の知恵と経験を活かし地域を盛り上げようと、試行錯誤を重ねて辿り着いたのがチョロギです。新たな特産品として全国PRしており、徐々に知名度も上がってきました。タニシのような印象的な見た目ですがクセのない味と香りで、漬物やお酒、菓子類など変幻自在。脳梗塞や認知症の予防が期待できる食材としても注目されています。「薬草原を自由に散策して、薬草ついて学んで欲しい」と森さん。「お家薬膳 忘れな」では週替わり定食のほか、薬膳カレーやスイーツなども登場します。

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