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京都 錦の伝統織物 光峯

2021.02.16

京都の美しいロケーションを活かしたフォトウェディングと前撮り専門店、京都ブライダルフォトワークスがおすすめする京都の人気観光スポット情報。

錦の美

錦の御旗、故郷に錦を飾る、錦秋・・・
昔から美しいものを形容して「錦」という言葉は使われてきた。元来「錦」は日本の絹織物の最高峰の芸術品であり、世界的にも稀少な存在である。歴史的に日本人にとっては憧れの対象であり、日本の美として世界に誇りうるものである。「錦」はかつての「本阿弥光悦」の工房のように練達の職人達の技が集まって生み出される。数々ある工程を経て、丹念に時間を惜しまず作り上げられた織物は、我々日本人が本来持っている独特の感性がすべて凝縮し、創られている。光峯の仕事はオーケストラの指揮者が音楽家たちに接するように、職人達をまとめあげ、一つの曲を完成される。黄金のごとく輝く絹糸は、一つ一つ音となり、やがて調和の取れた色鮮やかで煌びやかな千変万化する絹の絶妙な風合いは、幾年もの間培われ、いつの時代でも色褪せることのない芸術品なのである。光峯の工房は、この伝統や技を守りつつ、「錦の美」を研究し、また超えるべく、世界で「錦」を伝え続ける工房である。

伝統織物を継承する

当代 織物美術家 龍村光峯(たつむらこうほう)
総合的復元事業として古代裂の復原をはじめ、錦の織物美術作品、記念品などを制作。一般財団法人日本伝統織物研究所代表理事

後継 錦の伝統織物作家 龍村周(たつむらあまね)
光峯の長男として生まれる。錦の織物政策を中心に、自ら高機の製織を取り組む。

初代 龍村平蔵(号・光波)
「四騎獅子狩文錦」をはじめ、法隆寺や正倉院の古代裂や70数種にも及ぶ名物裂を復原。

二代 龍村兵蔵(号・光翔)
「花樹対鹿錦」の復原は「幻の錦」としてドキュメンタリー映画として放映された。著書「錦とボロの話」他多数

総合的復元事業

古代裂の復原を基に、繭の引き方から、機の仕掛け、道具類などすべての織物制作に関わるものに対して復原を行い職人の技術の継承や育成を目指しています。

一般財団法人日本伝統織物研究所の活動

織物職人の育成、技術の保存・継承、道具の保存、啓発事業などを目的として設立いたしました。主に復元事業を行い、職人に仕事を創出捨ことによって、技術を継承し、そこから生まれる新たな技術を現代に生かしていきます。

光峯錦織工房見学・機織り体験のご案内

工房見学や機織り体験を随時受け付けております。錦織作品、復原裂、高機など解説付きでご覧いただけます。機織り体験は6種類ご用意しております。光峯錦織教室も生徒募集しております。お申し込みは下のお電話かメールにて受付いたします。

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