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お西さんへ行こう

2021.02.17

京都で人気の和装フォトウェディングショップ、京都ブライダルフォトワークスがおすすめする京都の観光情報。

本願寺の由来や歴史、親鸞聖人のご生涯について

本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山です。正式には「龍谷山本願寺」といい、その所在する位置から「西本願寺」、または親しみを込めて「お西さん」とも呼ばれています。浄土真宗は、鎌倉時代の中頃、親鸞聖人によって開かれました。親鸞聖人は1173年に京都でお生まれになり、9歳の時、仏門に入り、比叡山で20年の間、厳しい学問と修行に励まれました。29歳の時、浄土宗の改組源空(法然)聖人のお導きにより「南無阿弥陀仏」とお念仏申す人生を歩む身となられます。親鸞聖人はその後「正信念仏偈」や「和讃」によって生きとし生けるものすべてが平等に救いとられるという阿弥陀如来の本願のはたらきを多くの人々にお伝えになりました。そして、1263年1月16日、90歳の時、京都でご住生されました。
親鸞聖人のご住生後、聖人の末娘である覚信尼さまは、聖人をお慕いする人々と共に京都東山大谷に廟堂を建て、聖人の遺骨と映像を安置し、この廟堂が本願寺の基となりました。第8代蓮如上人の時にみ教えが各地に広く伝わり、第11代顕如上人の時に豊臣秀吉から土地の寄進を受け、多くの門信徒の尽力により現在地の京都堀川六条へ寺基が移されました。以来、全国の門信徒によって大切に護持され今日に至ります。境内には阿弥陀堂、護衛堂の両堂をはじめ唐門や書院、飛雲閣など国宝や重要文化財に指定された建造物があり、1994年12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。

獅子口さん&のき丸

「獅子口」とは、屋根の棟の端(一般的に鬼瓦が置かれている場所)を隠すための装飾を兼ねた瓦で、数種類を組み合わせ箱型に作られたものです。西本願寺では、御影堂(国宝)をはじめ、各所に多数見られます。この「獅子口」の前面にある3つの「軒丸瓦」の配置が顔に見えるということから生まれた独自のキャラクターが「獅子口さん」です。普段は御影堂の大屋根を護っている獅子口さんですが、ご参拝の皆さんに「西本願寺のことを伝えたい!」という熱い思いから、作務衣に身を包み、ときどき現れます。一緒にいるのが犬の「のき丸」です。「軒丸瓦」には、よく見ると丸の中にいろんな文様が表されており、その中には動物文もあるということから誕生した獅子口さんの相棒です。

イベント情報

秋の法要 全国門徒総追悼法要
この1年間にご住生された全国すべての門信徒の方がたを追悼する法要です。両日とも「阿弥陀経作法」をお勧めいたします。

本願寺 献菊展
「全国門徒総追悼法要」に献花される菊花を用いて秋の本願寺を彩ります。

秋の法要 特別版
本願寺の僧侶「お西のお坊さん」がご法話(仏様のお話)を交え境内各所をガイドする「お西さんを知ろう!」の当別版として、通常非公開の書院・飛雲閣もご案内します。

龍谷会
親鸞聖人のご廟所がある大谷本廟の報恩講です。

お煤払い
一年間に積もったお堂のほこりや煤を協力して払い出す、室町時代に始まったと伝わる本願寺の大掃除です。

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