京都の美しいロケーションを活かしたフォトウエディングと前撮り専門店、京都ブライダルフォトワークスがおすすめする京都の人気観光スポット情報。

あなたのお庭、無鄰菴。いつ来ても限定人数。

無鄰菴とは
[造営]1896年
[施主]山縣有朋　作庭：七代目小川治兵衛
[特徴]東山を背景にした庭が至極、美。近代日本庭園の傑作。明治の京都、庭、南禅寺界隈の静けさを味わう絶好の場所。琵琶湖疏水のせせらぎを１８０度味わえる庭園カフェもオープン。季節のイベント実施中！

[２０２０年度グッドデザイン賞受賞]
皆さまのお力添えで、無鄰菴で実施している文化財の価値創造型運営サービス　京都発、「庭に集い、庭をはぐくむ」が２０２０年度グッドデザイン賞を受賞しました。今後とも、この庭の文化財としての価値をわかりやすく伝え、そして「また行こう！」と思える場にはぐくむ運営に努力してまいります。

春の無鄰菴おすすめの絶景ルート

１、ご入場待ち時間も有意義に。玄関先の松にご注目！剪定の軽やかな薄さもさることながら、支柱があえて自然木です。整形された丸太より、趣をもたらします。

２、さあ、いよいよご入場です！玄関から、坪庭→座敷→庭が見通せるこの重層的な空間が見もの！運が良ければ、奥の庭園のクサボケの紅色や、カキツバタの紫も彩りを添えます。

３、８畳間で１０分無料ガイドをどうぞ。ここには書ききれない鑑賞ポイントも無鄰菴スタッフが解説。ガイド中は、手前の篠山が奥の池を視界から隠していることを確かめて。色々な手法で東山の借景に目線を導く庭です。

４、ガイドの後はカフェの前にお庭を一周。まず、母屋を出てすぐの流れにご注目。この浅さ、琵琶湖疎水の一定した水量がなければ実現できないもの。近代の土木工法がもたらした新しい庭園の造形です。

５、ちょっと横道に逸れます。竹の結界の前まで来てください。ここからたきに向けては新緑撮影スポット！なんという奥行き感。あえて滝を少し隠すように流れるモミジの枝は、南側に高木を植えて影を作ることで、何年もかけて実現しています。庭師の技の真骨頂。

６、お庭の真ん中まで来ました。ここで母屋を振り返ります。突如現れるユートピア感満載の里山風景！そして足元の芝生には、２月ごろから手引き除草で管理したヒメスミレなどの野花が咲き始めています。

７、さぁ、苔ロードがはじまります。新緑のモミジが芽吹くこの小道は、京都の中でも指折りの撮影スポット。奥の水際までぜひ足を運んで。

８、ここまでくるとまるで山奥の景色。さっきまで見ていた東山山中に入り込んだ印象。滝が目の前です。沢を渡るときには、ぜひお庭を振り返って！新緑のアーチの向こうに夢のような景色が広がります。

９、茶室まで来ました。バルコニーのようにせり出した空間は有朋公のご趣味。ここに来客を呼び、北側に見える比叡山がご自慢でした。抹茶に加えて煎茶も愉しんだ茶室の中もご覧いただけます。

１０、洋館二階は、伊藤博文らも出席したあの「無鄰菴会議」の行われた場所。往時の雰囲気そのまま。一階には庭師の技術や、南禅寺界隈別荘群の解説も展示しています。

１１、母屋の一番広いお部屋は庭園カフェ。１８０度お庭にひらけた絶景の中で、無鄰菴スタッフこだわりの特別メニューをどうぞ。クラフトビールやオリジナルスイーツも有り。有朋公も見た景色が、今、あなたのものに！