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2021.05.01
木津川市は国宝や重要文化財の数が京都府下で京都市に次いで2番目に多く、かつては恭仁宮として、日本の政治の中心の地となりました。市内には、歴史の重層を感じることができる場所が数多くあり、古代から中世にかけての様々な美仏を拝むことができます。その表情や佇まい、どれもが個性溢れる仏像の数々を紹介します。
木津川市に歴史ある貴重な仏像が数多く伝わります。(国宝3件、重要文化財23件)街道沿いや木津川のほとり、あるいは村落に開かれた古寺にそれらは大切にまつられてきました。古い像は奈良時代以前にさかのぼり、尊像は阿弥陀や観音、四天王などの仏・菩薩・天部のほか密教の明王や修験道の蔵王権現も見られ、多彩です。奈良に近いことから南都の大寺との縁が深く、銘文等から制作年代が知られる像が多いことや、石仏が集中して伝わることも特色です。
・お寺は礼拝の場であり、仏像は信仰の対象です。他の方の参拝の妨げにならないように注意しましょう。
・紹介する文化財の中には、拝観にあたって予約が必要なお寺や、通常は公開されていない仏像などもあります。当別公開される場合もありますので、公開の有無や時期等の詳細は、観光協会、または、各お寺へお問い合わせください。
・お寺によってはしゅうへんに駐車場はなかったり、お寺までの道が細く、すれ違いが困難な場所があるかもしれません。駐車場やルートについては、出発前に確認するのがベター。
・御朱印は、もともとお経を書き写してお寺に納める「納経」の証であったといわれ、現代では、ほとんどの自社で納経をしなくても御朱印がいただけるようになっていますが、御朱印は参拝の証です。御朱印集めをされる際には、じっくりと参拝して、それぞれのお寺の雰囲気を味わってみてください。
[如来]
悟りを開いた時のお釈迦様の姿。装飾品は一切なし。
[菩薩]
悟りを開く前、王子時代のお釈迦様の姿。あらゆる方法で人々を救う。煌びやかな装飾品をつけている。
[明王]
怒った顔をしている。その恐ろしい姿で仏の教えに従わない者を救う慈悲深い仏様。
[天部]
古代インドの神々が仏の世界に取り込まれたもので、武人の格好の四天王や女神様の吉祥天など個性的。
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