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時を越え伝える聖徳太子の和の心

2021.05.06

京都で人気の和装フォトウェディング、京都ブライダルフォトワークスがおすすめする京都の観光情報。

祈りの回廊

法隆寺は、聖徳太子が父・用明天皇の病気平癒とその亡き後の追善のために造立を発願したお寺です。金堂に納められた薬師如来像の光背に刻まれた銘文から、推古15年創建とされています。同じく金堂に安置されている釈迦三尊像の光背には、聖徳太子とその妃の、病気平癒と幸せを祈ったことを記された銘文があり、聖徳太子の菩提を寺へと変わっていった様子が見て取れます。この仏様は聖徳太子の等身大の像だとされています。
今年は、聖徳太子が薨去されてから1400年目の御遠忌の年にあたります。折しも、新型コロナウイルス感染症流行でさまざまな問題が生じている現在ですが、聖徳太子が生きた時代もまた病気や戦いによる乱世。十七条憲法で役人の心得を示し、その中で「和を以て貴しとなす」と記したのは、「なんとか平和な世界にしたい。皆で仲良くしていきましょう」という、聖徳太子のお気持ちからだったのではないでしょうか。我々の生活に置き換えれば、マスクを着用する、手洗いをする、三密を回避するといった一人ひとりの行動が肝心ですが、これも和の心。ワクチン等ができるまで感染症の流行とどう付き合うのか。皆で注意を払い、助けあうことが大切です。
1400年御遠忌という節目を、期せずして管長として迎えることになりましたが、聖徳太子の教えを広めるという、寺としての変わらぬ責任を粛々と果たして参りたいと思っています。
具体的にはまずは聖徳太子の遺徳をたたえ供養する聖霊会という法要です。本年は10年に一度、大講堂前で大規模に行う大会式がある年で、夢殿から大講堂まで行列を組む予定です。夢殿は天平20年に聖霊会が始められたとされる太子信仰はじまりの場所です。寺外では、聖徳太子1400年遠忌記念特別展「聖徳太子と法隆寺」を、奈良国立博物館、東京国立博物館の二箇所で開催します。
飛鳥時代の人が見た景色そのままが残る境内や、法隆寺で守り伝えてきた寺宝を間近にご覧いただける場所で聖徳太子の心に思いを馳せていただけましたら、大変にありがたいことです。

夏めぐり

[薬師寺]
僧侶のご案内で拝観・ご祈祷・お写経の特別プラン。通常非公開の慈恩殿または西塔内陣も拝観。

[談山神社]
大化改新の舞台に佇む談山神社で本物の装束を着て通常非公開の東透廊で神拝詞奏上。境内散策で自由に撮影OK!

[松林寺]
複数の香りを好みに調光するオリジナル塗光づくり。お抹茶でひと休み後はご案内で本堂を拝殿。自作の塗香で手を清めて参拝しましょう。

京都ブライダルフォトワークスがおすすめする厳選した京都の魅力的な観光スポット情報でした!

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