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神仏習合の社 大改修に向けて

2021.05.07

京都での和装ロケーションフォトウェディング専門店、京都ブライダルフォトワークスがおすすめする京都の人気観光スポット紹介!

当別講話

玉置神社は「紀元前37年第10代崇神天皇の時代に、王城火防鎮護と悪神退散のため創建された」と伝えられています。古くより熊野から吉野に至る、熊野・大峯修験の行場の一つであり、境内にある玉石社には、役小角や空海が如意宝珠を埋めたとの伝承が残され、こうして「玉」を鎮め「置」いたことが名前の由来だともされております。
平安時代には神仏習合となり、玉置神社は玉置三所権現、または熊野三山の奥の院と称せられ、霊場として栄えました。花山院、白河院等が御幸され、また和泉式部も参籠したと伝わっています。その後、明治時代の神仏分離を経て、現在に至っております。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。
玉置神社では、令和2ねんに「令和の大改修」に着手致しました。信頼できる宮大工の方とのご縁があり、社殿等の診断をしてもらったところ、改修は差し迫った課題だと判明しました。そこで関係者の皆様との協議を経て大改修をする決断を致しました。
近年、玉置神社へのご参拝者が増えたことは、改修決断への大きな後押しでした。「令和の大改修」を立ち上げて以降、北は北海道、南は沖縄、日本中から奉賛を頂戴しています。私は十津川村で生まれ育ちましたが、このような山奥にある社に全国各地から思いを寄せていただけることに驚き、また感謝の気持ちでいっぱいです。
最初に7〜8年かけて改修に取りかかる予定の社務所は、国指定の有形重要文化財で、書院建築と参籠所の合わさった古い様式を色濃く伝える貴重な建築物です。その後、本殿、出雲社、三柱神社、神輿殿、神楽殿の順に改修を進めていく予定で、大改修の規模の大きさを実感しております。
建物はもちろん、玉置神社ゆかりの文化財や、樹齢3000年と伝わる神代杉を始めとした天然記念物に指定されている巨樹など周辺の環境も守り伝えたいですね。佐々木高綱寄進とされる梵鐘や、狩野派の絵師・橘保春らの筆により描かれた花鳥画の襖絵など神仏習合の名残を留めるこれらの財産を、これからも皆さまとともに、大切に管理、保全していきたいと思います。

夏めぐり

[慈光院]
美しい名勝庭園を眺めながら、重要文化財の書院を早朝特別拝観。オプションで自家製食材の奈良伝統料理「茶粥朝食」も。

[岡寺]
僧侶のご案内で通常非公開の重要文化財「書院」及び屏風「両部大経感得図」も特別拝観。映えるSNSを発信!書院ではかわいい特製「あんみつ」もご用意。

[千光寺]
滝行は日頃のストレスからの解放や、自分と向き合う機会。精進料理をいただいた後は良縁・開運招福願の護摩修行体験!

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