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京都の和装ロケーションフォトウェディングで人気の色打掛の説明

2021.05.10

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京都で和装ロケーションフォトウェディング、結婚式前撮り、結婚写真の撮影を行っています京都ブライダルフォトワークスです。京都での和装撮影で人気の色打掛ですが、その色打掛がどのようなものであるのかお教えしたいと思います。

色打掛(いろうちかけ)は、日本の伝統的な結婚式衣装の一つであり、新婦が着用する華やかな和装です。色打掛は、美しい柄や織り、鮮やかな色彩が特徴であり、結婚式における新婦の装いを引き立てます。以下に、色打掛についての詳しい説明をお伝えします。

色打掛は、主に明治時代から昭和初期にかけて流行した和洋折衷のスタイルの和装です。この時代になると、西洋のドレスやファッションが日本にも導入され、和服に西洋の要素を取り入れた洋風の和装が流行しました。色打掛は、そのような洋風和装の一つとして発展しました。

色打掛の特徴的なデザインは、基本的には留袖(とめそで)に似ていますが、留袖よりも豪華で華やかな印象があります。色打掛は、豪華な柄や刺繍、金や銀の糸を使った装飾が施されており、華やかさを強調します。また、袖丈が短めであるのも特徴で、腕の動きを自由にすることができます。

色打掛の生地は、主に絹が使用されます。絹は美しい光沢があり、繊細な柄や色彩を表現するのに適しています。柄の種類は多岐にわたり、花や鳥、風景、幾何学模様など、様々なモチーフが用いられます。また、金箔や銀箔を使った箔押しや刺繍が施されることもあります。

色打掛には、重ね衿(かさねえり)と呼ばれる衿も特徴的です。重ね衿は、白い衿の上に豪華な装飾が施された被せ衿であり、色打掛の装いを引き立てる役割を果たします。また、帯も重要な要素であり、通常は幅広い帯を使用します。帯には、金や銀の糸で織り上げられた華やかな文様が施されていることが一般的です。

色打掛は、結婚式や正式な場での特別な装いとして着用されます。結婚式では、新婦が色打掛を着用して新郎と共に神前での結婚の誓いを立てる姿が美しく、華やかさと格式を兼ね備えた雰囲気を醸し出します。

色打掛の着用方法には、いくつかのルールがあります。まず、袴(はかま)と呼ばれるスカート状の下着を穿き、その上に色打掛を着用します。袴は、色打掛の裾が広がるようにするための補助的な役割を果たし、装いをより優雅に見せます。また、帯の結び方にも特別な方法があり、一般的には名古屋帯の変わり結びが用いられます。

色打掛は、伝統的な和装であるため、その装いには特別な意味合いが込められています。和装は、日本の美意識や風習、文化を表現するものであり、色打掛もその一環として受け継がれてきた伝統の一つです。結婚式では、新婦の美しさと気品を引き立て、日本の伝統や文化を象徴する装いとして重要な役割を果たしています。

最後に、色打掛は高価な衣装であり、一般的にはレンタルや専門店での手配が行われます。伝統的な技術を持つ職人が丹精込めて制作した色打掛は、一生に一度の特別な日を彩るための贅沢な装いとなります。

色打掛は、日本の伝統的な結婚式衣装の一つであり、美しい柄や織り、鮮やかな色彩が特徴です。華やかさと格式を兼ね備えた色打掛は、結婚式における新婦の装いを引き立て、和の美を堪能することができる特別な衣装として愛されています。

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